2012年8月10〜12日 盆前夜行列車に2泊の旅
第3部「関西の名温泉地で湯ったり」

大阪駅に着いたらあの列車が来るまで待ちます。
その間もいくらか撮り鉄を。

大阪環状線201系。東日本人の私からすればどう見てもかつての中央快速線にしか見えません(笑)
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225系丹波路快速と223系新快速の並び
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225系系紀州路快速を横から。横から見ると223系と違いがわかりません。



そしていよいよやってきました。
札幌〜大阪の超ロングラン寝台特急列車トワイライトエクスプレス!
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最後尾の電源車


テールマーク


側面のサボとステッカー
 

5、6号車のB寝台ツイン&シングルツイン


そして1、2号車にあるA寝台ロイヤル&スイート
まだトワイライトエクスプレスに乗ったことはないので乗る時は絶対にここを取って豪華な列車旅を味わいたいものです。
 

最後に機関車を。この日の担当はEF81-113でした。
 


トワイライトエクスプレス撮影後すぐに下りの新快速に乗車します。
車両は223系。先ほどの225系が全速力を出す様子を見たかったのでちょっと残念。

神戸駅で乗車し向かった先は新開地駅。
これから向かう温泉地へ行くためのお得切符を購入するためです。

多分でこの時点で分かった方もいるかと思いますが向かう先は有馬温泉。
鉄道で行くには神戸電鉄を使う必要があります。高速神戸から阪急or阪神使って乗り換えることも出来ますがここはあえて
運動も兼ねて新開地駅まで徒歩で行くことにしました。

お得切符の話は後にして神戸電鉄有馬線の乗車記を
5000系の準急列車に乗車です。
 

隣には3000系がいました


新開地を発車した準急は湊川までは神戸高速線ですがその先から正式に有馬線へと入っていきます。
それからしばらくして地下から地上へと上がっていきますが、そこは神戸市内とは思えない自然豊かな住宅地が広がります。


鈴蘭台では粟生線との分岐駅
左上に登っていく粟生線の列車を待ってからの発車です。


勾配50‰程の急な坂をアップダウンしながらひた進みます。


有馬口で有馬温泉行に乗り換えます。
乗り換え時間はあまりないし、乗客のほとんどが観光客なのか乗り換えていたので慌ただしかったです。

有馬口を出ると山の中の単線に入ります。架線柱も丸太で出来てるところもあり非常にローカル色が強い雰囲気となってきました。


このトンネルをくぐると・・・


有馬温泉駅に到着!
 

先ほど乗ってきた車両は2000系ですが、反対側のホームには1300系が停まっていました。


有馬温泉駅舎はごく普通で、周囲の雰囲気と同調させるためにもうちょっとレトロ感出した方がいいかも


駅の外に出るとあちらこちらに観光客向けのお土産さんや食堂がちらほらと。
すぐ近くには有間川が流れており、憩いの場として整備されています。


目指す温泉施設は駅から六甲山方に登っていったところにあります。
ここが目的地。入ったところはただのホテルにしか見えませんが・・・


その横の通路を歩いていくと、立派な温泉施設があります。
その名も「太閤の湯」


ここの日帰り温泉、大人1人2400円と値の張る高級施設ですけれども、
新開地駅で購入したこの有馬温泉太閤の湯クーポンで大変お得に入館することができます。

阪急三宮から含む神戸高速線全線から有馬温泉までの区間が1日乗り放題な上太閤の湯入館券が付いて、太閤の湯通常入館料よりお得な2200円!
その他有料岩盤浴や館内土産屋および温泉街の一部お店で使える割引券が付いているという非常に太っ腹なクーポンです。
 

有馬温泉の金泉、銀泉を内湯や露天風呂、岩盤浴などで味わえるほか、珍しい炭酸泉もあり約4時間滞在したものの足りないほど。
私は到着後食事をしてから前半は大浴場、休憩して後半は割引券を使って有料岩盤浴太閤夢蒸楽を楽しみました。
ただ館内のグルメが値段の割にちょっと残念だったので、少し改善が欲しいところ。
このクーポンがあれば一日中楽しめるのは間違いないです。時間があれば六甲山ロープウェイも割引料金で楽しめますので。

ちなみに太閤の湯クーポンですが、神戸高速線版以外にも阪神、阪急、近鉄線版などがあり、どれを使っても有馬温泉までの往復運賃+入館料より4〜5割程度もお得に利用できます。
ただし発売期間が来年平成25年の3月いっぱいまでで、太閤の湯が休館日はもちろん日祝と盆、正月三が日は利用できません。
私が行った日はちょうどお盆期間が設定されている前日でした。
今年の冬もしくは来年春18期間中関西へ行こうと考えている方々、この機会に是非いかがでしょうか?

駅まで戻り少し時間があったので有馬サイダーを買って飲みました。
市販のサイダーと比べるとしつこいクセが全くなく、スッキリしていて純粋なサイダーで湯上がりに最高な味わいでした。


帰りは新開地まで乗り換えなしの列車です。
車両は行きで見かけた1300系。


行きとは違いガラガラでしたので車内を撮影してみます。
全車ロングシートですが、どことなく懐かしい雰囲気。


このまま新開地まで乗車、と行きたいところですが有馬口で三田から来た急行との接続がありましたので乗り換えました。


帰りは新開地到着してからすぐの阪急梅田行があったので高速神戸まで乗車し、JR神戸駅へ


神戸駅でこれから乗る寝台特急日本海の乗車券を購入し、大阪へ戻りました。
行きと同じくまた新快速に乗ったものの車両もまた223系・・・
大阪駅から近くの有名なたこ焼き屋でたこ焼きを持ち帰り購入し、他に必要な物は駅構内のコンビニで購入し日本海乗車に備えます。

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