2015年4月19日 SL福が満開ふくしま号乗車記(復路編)
往路乗車してお昼がちょうどいい時間になりましたので、駅前のマルモ食堂を訪れます。

注文したのは有名な会津グルメの1つ、ソースかつ丼です。
実は会津に来てまだ一度も食べたことがなかったんですよね(笑)

味はごく素朴な味でしたが、やはりカツのボリュームでお腹いっぱいになれました。
ソースカツ丼は特にソースは店ごとに微妙に味が異なるようですので、また機会があれば別なお店でもいただいてみたいものです。
せっかく来たから観光もしたいところですが微妙な時間なので、すぐ駅に戻ることに。
駅で入り口に目立つ鶴ケ城のPRですが、天守閣が再建されてから今年で50周年を記念して天守閣内部をリニューアルした模様。
時間があったら、桜と一緒に見物したかったところですがねぇ。。。

と、言うことで復路も乗りますよー♪

改札を入ってすぐのところにお城ボくんという、鶴ケ城をモチーフとしたキャラが飾られていました。
これも天守閣再建50周年記念で誕生したものと思われます。

復路では出発式が行われますが、復路も入線から追っていきたいのでスルーを

ちょうど5番線奥の側線で移動するSLを捕捉しましたが、遅かったのでちょっとがっくりしていると
4番線に会津鉄道のDCラッピング車、AT-552が停車していました。
会津地区のゆるキャラが描かれていますが、半分しか容姿と名前が一致しませんw
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しばらくするとあいづ4号が入線
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SLもそろそろ入線するそうなので、すぐに1番線に移動。
そしてバック入線してきました。

そしてこの485系との並び
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時間的にちょうど発車の時間が近づいていましたので、すぐに乗車へ。
ちなみに復路も往路同様2号車でした。
多くの人々からお見送りを受けて会津若松を発車。

駅長が5人も???(女の子の一日駅長の後ろにもう一人います)

会津若松を離れてすぐ、遠くに前寄りが急行色なキハ48の232Dを見つけました。

復路も沿線はなかなかの賑わいです。

広田では通常入ることのない3番線に入線します。
と、言うことは復路でもここで運転停車があるわけで。

会津若松で並んでたあいづ4号に道を譲ります。
同じ快速でも足の速さでは485系に敵いませんw

桜だけでなく、菜の花も乗客に満開の福を与えてくれました。

復路のΩカーブは上り勾配なので、往路以上にデゴイチが煙を吐いてくれます。
ですので、沿線の撮り鉄の数がヤバすぎw

磐梯町手前にある道の駅ばんだいも多くの人々が広場へ集まりました。

磐梯町は復路でも停車時間がありましたが、特にイベントもなかったので次の猪苗代にて。
猪苗代ではひでよくんがお出迎えです。猪苗代湖よりも千円札の顔になった野口英世の方が全国的に有名になった気もしなくはありません。

いなわしろ天鏡太鼓の披露も行われました。

やや到着時間が遅れましたが、2番線に回って撮影する時間もありました。
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遠くの景色が綺麗なので、跨線橋から後ろからも

列車はさらに進み、沼上信号場で運転停車。往路同様快速あいづとの交換です。
連射機能を駆使し、485系とデゴイチが対面する瞬間も捉えました。

温泉宿が見えてくると磐梯熱海です。

復路の磐梯熱海では特にイベントはありませんでしたが、駅の外に出ればデゴイチを撮影できます。

駅名標と桜とのコラボもさせてみました。

駅前広場の桜も見事な満開なり

郡山市内に入ると、沿道が埋め尽くされんばかりのギャラリーと化していました。

東北線、磐越東線と合流し、デゴイチの旅ももう少しで終わりに。
保守・整備の職員さんらも手を振って、おかえりなさい、と。

郡山到着直前にリカちゃん人形の磐越東線DCラッピング車キハ112-102に遭遇しました。
(拡大する※)
※原寸大画像をトリミングしたものなので少々サイズが小さくなっています。)
キハ111-102の方は、もう1つのDCラッピング車であるキハ111/112-103を集約したかのようなデザインになっています。

復路は3時間を超える長旅でした。
郡山でも到着後あまり時間を置かないまま、回送されていきました。
また6月下旬に会えることを楽しみに、しばしのお別れです。

最後に戦利品諸々のご紹介。
ズラリと並べてしまってわかりくくてすみませんが、往路編で紹介したちびっ子車掌さんからもらった石炭をはじめ、
上から順にあかべこストラップ、ロボばんじぃピンバッチ、DC缶バッチ、ひでよくん金太郎飴、あかべぇサブレ。

復路のみですが、ひでよくん缶バッチも。
ちなみにDC開催に合わせて野口英世記念館もリニューアルされたそうです。

さらにクリアファイルまで

ちびっ子車掌さんから頂いた石炭ですが、他にも復路の磐梯熱海停車中にて機関士さんからいっぱいもらっちゃいましたw

往路で頂いた磐梯町オリジナルポストカード。
宛名面にもロボばんじぃがデザインされています。

乗車証明書は2種類配布され、1つはプレDC号の時と同じような名刺大のもの。
裏面のデゴイチの写真は往復共通です。


そしてもう一つのがこちら。台紙付きの硬券乗車証明書です。

どうも硬券に描かれている萌え系のDCイメージキャラが浮いてる感がアレですが、C61-20&D51-498をバックにした、
メッセージが心を打たれます。県外から乗車しに来た人もきっとまた福島を訪れたくなるでしょう。
ただ、列車名はどこにも書かれていないので、もしかするとDC期間中すべてのイベント列車共通でこれが配布されるのかも知れません。
また硬券の裏側には券番が刻印されていますが、はっきりと「これはきっぷではありません」という但し書きがw

最後に指定券を。えきねっとの他最寄りの10時打ちでも成功しました。
車掌のスタンパーは両方とも郡山運輸区の(往路のが非常に薄いですが)です。でもせめて片道は会津若松運輸区のが欲しかったなぁ。。。

久々と言うよりか多客の出張では全般検査を経て、3年振りとなったD5-498のSL列車、撮りも乗りも大いに満足でした♪
あちらこちらでデゴイチ爆煙をあげて力強い走りをするシーンは圧巻ものでした、今までのSLの撮影でこんなに胸を打たれたのは初めてです。
一眼も新たに購入したおかげで、静止画も動画もあまりの出来の良さに遠征記を作成する間も何回も開いて、あの時の感動を度々思い出しました。
乗りも4年前にSL郡山会津路号で同区間一度乗車したことがありますが、同じくDE10の補機も付けず上り勾配区間のデゴイチの奮闘ぶりは印象に残るものがあります。
天気も良く、磐梯山もバッチリ見え、全区間を通して概ね沿線の桜は満開と、まさに「福が満開」となったイベントでした。
デゴイチのSL列車ですが、6月下旬に再び「SLふくしまDC号」として運転される予定です。
過去に運転された「SLふくしま復興号」、「SL福島プレDC号」と区間もダイヤも全く同じですが、往路がEL、復路がSL牽引と逆バージョンとなる模様です。
C61-20では松川までの上り勾配を上るのが困難でしたが、D51-498はそこをどのような走りを見せてくれるのかまた楽しみであります。
おわり
SL福が満開号 撮影記 乗車記:往路/復路
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