2015年4月19日 SL福が満開ふくしま号乗車記(往路編)

この日は2125Mで郡山入りします。早速駅手前でデゴイチの姿を捉えました。
デゴイチ牽引のSL列車に乗車するのは、2012年のいわてDCのに乗車して以来3年振りとなります!


駅に到着し、早速入線を待ち構えるために3番線車止め付近で待機。
既に同業者が何人か張っておりあと少し遅かったらこの場所は確保できなかったところです。

しばらくすると3231M快速が2番線に入線。
あかべぇノーマル+DCラッピング+東北色と見事な3色連結編成でした。
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ラッピング車を側面から。H-14編成が割り当てられていました。


そしてその5分後、主役のD51-498が旧客を牽引して入線!
C61-20ならもう何度か目にしている光景ですが、今回デゴイチということで一味違うかっこよさを受けました。
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やや斜めアングルとなりましたがw
発車する1番線も私が撮影した2番線もものすごい人だかりでした(汗


スハフ32に掛けられているサボ。
これを見ると455系が走っていた頃の名残を思い出させてくれますねぇ。。。


ホームや跨線橋の発車案内表示は「臨時」としかなっていませんでしたが、新幹線乗換口付近の方はちゃんと列車名が表示されていました。
 

2日目なので出発式という出発式はなく、横断幕を持ったJR職員や地元関係者がお見送りの準備をしていました。
 

SL運転記念弁当も販売されていましたが、もう完売していた模様。
地元民なので家で朝食摂ってからの参戦勢なので、特に気にすることではありませんがw


子ども向けに駅長コスプレするコーナーも設けられていました。


では、4年振りの磐越西線電化区間のSLに乗り込みましょう!
乗車口は単に「SL」と表記したものが貼り付けられています。6月にもまた郡山からのSLが運転される計画なのでそのまま使い回すと思われます。


座席は2号車オハ47-2246。5号車のスハフ32も持っていましたが、最近私としては旧客は窓側テーブルがある車両が好みなので、
同行の知人に譲りました。ホームとは反対側の窓側なのでお見送りシーンはよく見えませんが、その代わり磐梯山が望めます♪

到着したばかりの1226Mを横目に郡山を発車。
こちらもまた会津若松寄りの編成がDCラッピングのH-13編成でした。


出発直後ちょうどすれ違った磐越東線729Dの乗客も、SLに視線釘付けに。


奥羽大学の桜はちょうど満開♪
それと相まって多くの人々がデゴイチに向けてエールを送っていました。


喜久田通過直後に見える桜並木も見事なり


最初の停車駅である磐梯熱海に到着です。
ホームでは太鼓の披露でお出迎え。


こんなボードを掲げている地元民もいました。
私としても、福島にデゴイチが来てくれたこと、そしてDCにより多くの人々が福島を訪れることに大いに感謝します!


一方デゴイチの周辺では、点検が行われていました。


今回採用されたヘッドマークは、花と果物を背景に県鳥のキビタキを描いたデザインで、
作者は福島から世界中に「福」が届きますようにとの願いを込めて描いたと言われております。


磐梯熱海を発車すると、列車は中山峠へと入り山々の景色へと変化します。


ちびっ子車掌さんから石炭のプレゼントを受け取りました。
もちろんリアル車掌さんも検札等に回っていますw


沼上信号場であいづ2号と交換。


さらに川桁で普通列車の1225Mに抜かれ、1228Mと交換するため20分近い運転停車がありました。
 

私はこの運転停車中に激しい尿意に催されましたが、当然車外には出られないため車内2ヵ所のトイレを使わざるを得ません。
4号車のトイレの方が並んでいる人少なかったのでそちらに並び、順番まで何とか我慢し事なきを得ました(汗)
例のごとく車内宴会やってましたけど、駅トイレタイムが長時間乗車の中で極めて限られているのにちょっと飛ばし過ぎたことに反省。。。

落ち着いた後、アイスを食べて頭を冷やすことに。相馬産いちごを使ったジェラート(300円)です。
津波と原発事故の影響もあり、未だ復興の光が行き届いていない浜通り北部の相双地区、食べてしっかり応援!


猪苗代では停車時間が2分しか、と言うか川桁で1228Mが5分ほど遅れたのもありすぐの発車となりましたので
特にイベントもなく発車しました。


しばらくの間、青空と煙の磐梯山の車窓を楽しみます♪
所々で農家の人々もこちらに手を振ってくれる様子が見受けられました。


列車は再び山間部に入り、Ωカーブに差し掛かります。
カーブ区間ではデゴイチの勇姿をはっきりと捉えることができました。


最後の途中停車駅、磐梯町に停車。
遠くから子どもたちがSLを歓迎してくれました。


川桁での遅れをまだ引きずっているので、ここでもそんなに停車時間はありませんでしたがどうにかホームからはみ出しているデゴイチを撮影。


さらにいつの間に誕生していた町のゆるキャラ、「ロボばんじぃ」も駆けつけてくれました。


阿賀川の支流の1つ、日橋川も美しく輝いていました。


このまま会津若松へラストスパートと思いきや、手前の広田で3236Mとの交換で運転停車が。
この駅の高台には桜の木があり、DCラッピングの719系と桜の良いコラボレーションが見られました。


そして列車はいよいよ会津若松市内へ。


2時間36分かけて終点の会津若松に到着!
ホームではまず会津と言ったら外せないこのゆるキャラコンビ、いや、カップル成立していると言っても過言ではないあかべぇと八重たんのお出迎えです。


その他りんごジュースの振る舞いに


これまた会津と言ったら外せない地酒の振る舞いも当然ありました。


肝心のデゴイチてすが、数分停車した後すぐに復路の運転に備え回送されていきました。
復路もまた乗車します!
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続き(復路編へ)


SL福が満開号   撮影記   乗車記:往路復路


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