2012年10月13〜14日 秋の信州旅行
2日目後編:中央線紀行号乗車(復路)→はまかいじ乗車→ホリデー快速ビューやまなし乗車→帰着
富士見駅では歓迎のお祭りムード一色です。

地元の子どもたちを含めた太鼓の演奏で歓迎です。
後方に駅長さんも演奏の様子を後ろから撮影してたので私の姿も撮られてたかもw

駅舎の入り口では無料でポップコーンかわたあめのサービスをやっていました。
いい歳してわたあめは抵抗があるので迷わずポップコーンに

駅前イベント見終わったところで、調べておいた近くの蕎麦屋へ。
が、しかし本日は予約客のみの営業で頂くことはできませんでした・・・orz
駅前の立ち食い蕎麦屋で妥協しようと思ったのですが、弁当入れてる荷物が重いと感じたので、
上諏訪で買った山賊焼き弁当を頂くことにしました。

たれが染みこんだカリッと揚がった鳥肉が実に美味、その下に敷かれているキャベツも口直しにちょうどよく
あっという間にペロリと平らげてしまいました。お肉主体の弁当なのでお腹も満足。
ちなみに、山賊「焼き」なのに揚げ物なのがツッコミどころですが、その辺はちょっと謎に包まれています。
そろそろ車両に入れるかなと思う時間まで休憩したら再びホームへ
ここにも臨時列車案内ボードがありますけど、中央線紀行号の表記がありません・・・

復路は2号車オハ47-2266です。往路とは反対側の窓側だったのでラッキー

発車してしばらくすると、乗車証明書の配布が行われました。前日の篠ノ井線110周年と同じく硬券タイプのものですが、
ロゴがなくシンプルで小人切り取り線があるので、実物感があります。

裏面は停車駅と列車番号(9543レ)の印入り

もちろん往路でも同様のものが配布されています。

富士見〜茅野は高台から見上げる景色が何とも言えません。

茅野ではりんごと観光パンフレットのプレゼントがありました。

復路もここで待避がありますが、特急ではなく普通列車の待避です。

次の上諏訪では3番線奥の側線に115系と213系が並んでいました。

ホームには足湯があることで有名ですが、微妙に時間がないのでまたの機会に・・・

上諏訪〜下諏訪では諏訪湖が見えます。が写真を収めるのを忘れてしまいました。
後で乗車するはまかいじ車内から撮ったのを代用します(汗

下諏訪の次は岡谷。ここで旧客の旅はおしまいです。

名残惜しいですが、この先辰野支線へ入る中央線紀行号のお見送りしました。
さて、この先は小野駅で購入した料補が大活躍します。
小淵沢でホリデー快速ビューやまなしに乗車するため特急でとんぼの如く来た道を戻ります。
まずE257系あずさ24号がやってきましたが、これはパス

あずさ24号の5分後にやってきたこちらの185系はまかいじ号に乗車します。
(拡大する)
茅野までは先ほどの中央線紀行号と同じく途中下、上諏訪と停車しますが、スピードは明らかにそれよりも軽やかであっという間に茅野に到着。
そこから一気に中央線紀行号の始発・終着駅である富士見を含めた途中駅を通過し山梨県へと突入します。

小淵沢で下車します。
ホームにはホリデー快速ビューやまなしに乗車する客でいっぱいでした。
客層はハイキング、トレッキング客などの観光客が多く他鉄道ファンもちらもらと。
所要時間こそ特急に敵いませんがかいじ並みの停車駅で一気に八王子や新宿へと都心へお手頃にアクセスできる列車として知名度が高い列車です。
今回の乗車は千葉までの延長運転を行っていましたので、錦糸町まで乗車することにしました。
小淵沢には小海線との接続駅ですがキハE200系の姿を見ることができず・・・
キハ110系に、謎の2次元キャラのステッカーが貼られていました。

しばらくすると215系ホリデー快速ビューやまなしがやってきました。
(拡大する)
ホリデー快速ビューやまなしは一昨年の冬に、金沢旅行と大糸線乗り潰した時に一回乗ったことがあるので2回目です。
最初乗車した時は18きっぷだけど今回はウイークエンドパスだからグリーン車指定席にも料金券追加で乗車できますが、
切符収集で結構お金を使ったし、設備も2階建てなだけで近郊型車両の普通車グリーンと変わらないため普通車指定席で妥協しました。
どうせ中央線でグリーン乗るなら、頻繁に485系全車グリーンのJT臨時列車が走っているのでそれに乗りたいですね。
到着後速やかに乗車を済ませて発車。
2階席の窓から見える南アルプスの景色は格別です。

甲府で車内はほぼ満席に。
この先あちこちで一面に広がるブドウ畑に圧巻。それにしても暗くなるのが早くなりましたね・・・

これより先は車窓をうまく撮影できないのでほぼ文章で。
停車駅ではない甲斐大和であずさ26号待避で運転停車します。
大月に到着するともう辺りは真っ暗。大月から先トンネルが多いですが疲れもありぼんやりしてるせいか
トンネルの中なのか外なのか区別が付かない状態でした。
途中E233系を見かけると、ああもう東京かという感覚が強くなります。
高尾を出ると一気に線路密度が高くなるのでゆっくりと走行します。
通過駅でもホーム上にはたくさんの客がいるので雰囲気もガラリと変わります。
小淵沢から約2時間40分かけて新宿に到着。
予想通りですけどここでほとんどの乗客が降りていきました。

静かになった車内の様子を一枚

先ほども述べましたが、通常は新宿終点ですが、この日は千葉まで延長運転されました。
新宿を出ると錦糸町までノンストップ。途中の御茶ノ水手前で、中央・総武緩行線へ転線し煌めくアキバの電気街を通過します。
浅草橋〜両国の隅田川の向こうにはライトアップされたスカイツリーが姿を現しました。

錦糸町手前で総武線の快速線へと入り停車。ここで下車してちょうど反対側から来たお馴染みのE217系で東京へ向かいます。
東京到着後はお約束の地下ホームからの大移動で新幹線乗換改札口へと向かいます。
そういや東京駅は最近復元工事終わったばかりだよなぁと思っていたら、通路上のいくつかに宣伝ポスターが張られていました。
復元工事後の東京駅をじっくり見たいなぁと思いますが、すぐに帰りの新幹線に乗らなくてはなりません。

やまびこ219号で新白河に帰ります。

今回も楽しい列車の旅と切符収集ができてよかったと思い出を噛みしめながら新白河に帰ってきました。
ラストは改札口で補充券を見せなければなりませんけど、お教えできませんがとある事情があり持ち帰れました。

イベント臨時列車の乗車だけでなく、切符収集にもこだわった今回の旅行は大成功と言っても過言ではありません。
この旅行で初めて入手できた切符が、常備軟券(片道・往復・特急券)、補往、そして以前から喉から手が出るほど欲しかった出補も手に入り大満足です。
また旅行自体も「出来るだけマルス券を使わない」方針のもとで、乗り鉄をいつもより楽しくできましたし、
イベント列車もNO.DO.KAと旧客の高速運転を初めて体験でき、さらに今回の旅行の視野に入れていない乗り潰しもできましたので、言うこと無しです。
しかしながら簡易委託駅は全国的に縮小傾向にあり、切符に対する取り扱いも年々厳しくなってくることが予想されます。
切符収集というものは今やらねば、やがてできなくなってしまう恐れがありますので乗り潰しの自主目標がある程度達成したら、収集に力を入れたいと考えています。
特に長野県は、今回訪れた簡易委託駅以外に飯山線にも手売りで切符を販売している駅がいくつかありますので年明けてから近いうちにまた行きたいと思います。
さて、次回の旅行は今回購入した補充券メインで乗り鉄等を楽しみます。お楽しみに!
おわり
1日目:前編/後編 2日目:前編/後編